定例会コントリビューター用ハンドガイド

初めに

この文書は、SCP-JPの定例会コントリビューター(以下、コントリビューター)が知っておくべき/知っておいた方がいいことをまとめた文書です。 定例会コントリビューターの業務遂行用のハンドマニュアルであり、SCP-JP公式の文書ではありません。 この文書の記述とSCP-JPのサイトルールチャットガイドを始めとするSCP-JP公式の文書が直接矛盾した場合は、後者が優先されます。

業務と目的

コントリビューターの業務は主に3つに分けられます:

  • SCP-JP公式チャット内、定例会チャンネルにて行われる定例会の準備
  • 定例会チャンネルにて行われる定例会の運営
  • コントリビューター・チャットオペレーター間の連絡・連携

基本的には、まとまった業務を1人で遂行することが期待されます。後にて触れます。

コントリビューターの活動目的は 「定例会の円滑な遂行」 です。 そして定例会の開催目的は 「公式チャットの活性化」 であり、公式チャットの存在意義は 「SCP-JPコミュニティの多様化と活性化」 です。 活動する上でこれらを念頭に置いておいてください。

定例会コントリビューターが知っておくべきこと

以下の項目について事前に確認しておいてください。

  • Discordの基本的な使い方。定例会を運営する際にKickという機能が利用できる・テキストチャットの使い方を理解しておいてください。
  • Bot"皐月"の使い方。定例会の進行を行う際、タイマーや下書き批評の予約一覧を利用する場合があります。
  • njr-sys.netの基本的な使い方。特に下書き批評を行う回を開催する際に必要です。

定例会の準備

定例会の準備は、基本的に告知が全てです。何を、いつ、どのように告知するべきか纏めます。

何を告知すべきか

コントリビューターは定例会の「テーマ」「日時」「場所」を告知する必要があります。なので、その3点すべてを必ず含めるようにしてください。「日時」は毎週土曜の21時、「場所」は"SCP-JP公式チャット"の"定例会"チャンネルです。「テーマ」ですが、これは告知を行う人が自分で決めてください。テーマの内容は自由ですが、以下の要件を満たすことが望ましいです。

  • SCPに関わるテーマであること。当然ですが、公式チャットはSCPの話題を中心に扱うので、定例会もSCPの話題であるべきです。
  • 誰でも参加できるテーマであること。ある特定の人種だけが発言できる、という状況にならないようにしましょう。「今日初めてSCPを知った!」という人でも参加できるテーマが理想です。
  • 「盛り上がる」テーマであること。話が盛り上がらなくなって「気まずい」空気になるのは単に悲惨というだけでなく、次回以降の定例会や公式チャット事態の活気にも悪影響を及ぼします。当然何が盛り上がるのか事前にはわかりませんが、ある程度予想はしましょう。
  • 「過熱しない」テーマであること。直前と矛盾するようですが、チャンネルがヒートアップを通り越して、「荒れる」状況になるのはオペレーターへの負担になる上に、公式チャットの荒廃を招きます。例えば、「財団は正義なのか!?」というような、個々人の生の感性を激突させるようなものは避けるべきです。

これらを満たすことがベストですが、いくつかの指針に反していても構いません。 定例会の目的は、「公式チャットの活性化」です。 何を選択するのかは究極的には、コントリビューター個人の裁量によります。

現在は、隔週でテーマが「下書き批評」になっています。人気の高い定番テーマです。 特別な事情が無い限りは、該当の週は「下書き批評」をテーマとしてください。 現在下書きの批評はnjr-sys.net提供のdraftReserveシステムによるサポートを受けています。システムへのリンクと、システムの使い方、予約の開始時間などを告知内容に含めてください。

チャットで話し合いたいテーマの募集スレッドは、テーマを決める際の参考になるかもしれません。

いつ告知すべきか

定例会は毎週土曜21時から始まるので、これには絶対に間に合わせる必要がありますが、現在は特に〆切は決めていません。ですが、開始の3時間前には告知しておくべきでしょう。 あまり早すぎても良くないだろうと考えています。極端な例ですが、半年後の定例会におけるテーマを告知することもできます。できますが、定例会当日、当のテーマは忘れられている可能性が高いです。
できるだけ多くの人に定例会の開催を周知し、参加を促すことが肝要です。 現在は前後することもありますが、毎週金曜日の20時を目安に発表しています。参考としてください。

どうやって告知すべきか

#scp-jp 定例会のお知らせスレッドへ告知を投稿してください。 「何を告知すべきか」で示した内容をすべて含めるように。後は自由です。TwitterやDiscordなど、他の場所・手段で別個に告知しても構いません。
多くの人の目に留まるように、告知の文章へ何かアクセントを添えるのは良い手でしょう。挨拶・註釈芸・あとがき、など。ですが、SCP-JPの運営サイドからの告知であることを念頭に、あまりかっ飛ばした文章にしないようお願いします。

告知用テンプレート

  • 自由テーマ用

(挨拶)

**YYYY/MM/DD/21:00**からの[*http://ja.scp-wiki.net/discord-guideline SCP-JP公式チャット定例会]は**「 _テーマ_ 」**です。
(テーマを説明する簡単な文章)

皆様の参加をお待ちしています。では。

  • 下書き批評用

こんにちは。定例会のお知らせです。

**YYYY/MM/DD 21:00**からの[*http://ja.scp-wiki.net/discord-guideline SCP-JP公式チャット定例会]は**「下書きを見てもらおう」**です。

njr-sys.net提供の[*http://njr-sys.net/irc/draftReserve/2019-08-03 予約管理ツール]を使って予約を受け付けます。

[[collapsible show="+ 使用方法" hide="- 使用方法"]]
Name欄にあなたの(Discordでつかっている)名前、
Title欄に読んでほしい記事の名前、
URL欄に自分のサンドボックスのURLを入力して
「Save」をクリックすれば登録完了です。
[[/collapsible]]

当日の20:45から受付を開始します。**先着順ですが開始時間以前のエントリーは無効となるのでお気を付けください!**
__予約数が**6件以上**になった場合、1人あたりの持ち時間はデフォルトの40分から30分へ短縮されます。__

加えて、個々人のセクション開始時間が翌日00:30を超える場合は定例会としてのサポートを保障できません。
あらかじめご了承ください。

それでは、皆様のご参加をお待ちしております。

定例会の運営

実際にコントリビューターが定例会の開催中、どのように振る舞うかについてです。

自由テーマの場合

定例会が始まる21時までに公式チャットへログインしてください。
21時になったら、定例会の開始を告知しましょう。同時に、テーマを改めて発表します。

例:

「21時です。今日の定例会を始めます」

「今日のテーマは、『初めての人にもお勧めできるSCP』です」

後は、定例会が盛り上がるよう、各々の判断で介入・参加しながら、推移を見守ってください。
ある程度の時間(日付変更付近が1つの目安です)が経ち、盛り上がりも沈静化してきたら、定例会の終了を宣言してください。

例:

「では、これにて今回の定例会を終了します」

「みなさまお疲れさまでした」

問題のあるユーザーをKick・BANすることは、基本的には行わないでください。そのようなユーザーがいると感じた場合は、オペレーターに連絡し、その裁量に従ってください。発言を注意することは問題ありません。例外として、BOTによる攻撃でログが流れそうなときなど、即時の対応が必須な場合は権限相応の行動が認められる場合があります。オペレーターは自身の責任においてあなたに権限を与えていますが、この文書の中で保証はしません。そうした場合でも必ずオペレーターに報告を行いその裁量に従ってください。

話題がテーマからずれてきている場合は、もともとのテーマに回帰するよう誘導しても構いません。これに関しての水準は特にはありません。各々の判断に委ねます。

下書き批評がテーマの場合

基本的な流れは上記と同様ですが、いくつか追加で行うべきことがあります。

定例会が始まる前に、予約されている下書きの一覧を確認してください。何人予約が入っているか確認した後、1人辺りに割り振る時間を検討します。 基本的には1人40分ですが、開始時に6人以上の予約が入っていた場合は1人30分まで短縮してください。定例会の開始時点で予約されている分は、全部開催中に消化することを意識してください。

尚、予約開始時間は当日の20:45からです。それより前に入っている予約は無効とみなしてください。もし開始時間前に予約した方がいらした場合、該当の予約者に改めて予約を入れ直すようにアナウンスを行ってください。また、混雑時に1人が複数の予約をすることは禁止されています。この場合も該当の予約者に伝達して1つに決めてもらうようにしてください。

定例会を開始した後、直ちに批評サイクルに入ります。サイクルは以下の要素から構成されます。

1. 予約者一覧の確認 以下のコマンドを利用することで、予約者名、予約時間、サンドボックスURLが確認できます。

/draft

2. 本人の呼び出し 応じない場合は現実的な時間(目安は5分程度)待ってから次の予約に移ってください。

3. 下書きの紹介 予約者一覧のURLをコピーする等して貼り付けてください。予約者本人がリンクを自主的に貼った場合は不要です。

4. タイマーの設置 以下のコマンドを利用することで、タイマーを利用することができます。数字の部分を変更することで時間を指定することができます。

/timer 40

5. 制限時間終了間際の告知 サイクルの終了に際し、唐突な打ち切りと混乱を避けるためにも、事前に終了が近いことを告知しておくのが良いでしょう。タイマーを利用する場合、終了5分前にBOTがあなた宛てにメンション機能で知らせてくれます。これを目安に告知を行いましょう。

6. 終了の宣言 タイマーを設置した場合、終了時にBOTがあなた宛てにメンション機能で知らせてくれます。終了したら宣言を行い、次の下書きに移りましょう。

現在は、参加者の負担を考慮し、定例会開始翌日の00:30以降に新たな批評を開始しない方針を取っています。 しかし、状況次第では続行しても構いません。その場合も、参加者の負担を常に意識し、適切なタイミングで定例会を終了してください。
もし、一人当たりの時間を30分にして尚00:30を超過しそうであると定例会開始時点で判明した場合、批評ルームを利用して2カ所平行利用することも可能です。もし他のスタッフが可能であれば、手伝っていただくのも良いでしょう。

定例会を運営しているコントリビューター本人が下書きを予約することは現在、可能です。 その場合は、運営に障害が出ないよう注意してください。

追記: 下書き批評定例会にて批評を受ける記事については完成している必要があります。完成の定義は、記事として完成した状態(品質はさておき、その内容で投稿できるだけの要素がある状態)です。また、長い記事(翻訳を含む)を分割で下書き批評定例会に出すことは可能ですが、分割した部分は完成品の定義を満たしている必要があります。

定例会コントリビューター・チャットオペレーター間の連絡・連携

ここでは、定例会コントリビューター同士、またチャットオペレーターとの連絡・連携方法について記します。

連絡手段

コントリビューター同士の連絡は、基本的にSCPJP公式チャット運営用サーバーの定例会チャンネルで行います。別の手段を取ることも容認しますが、その場合も上記チャンネルへ報告してください。

コントリビューターの持ち回り

基本的には、1回の定例会に係る業務の担当はコントリビューター同士のローテーションで行います。

仮にコントリビューターが3人の場合、

1月第1週: コントリビューターA
1月第2週: コントリビューターB
1月第3週: コントリビューターC
1月第4週: コントリビューターA
2月第1週: コントリビューターB

のようにローテーションします。

コントリビューター全員が下書き批評会と自由テーマ回を交互に行えるように、運営Discordのdiscordチャンネルにて話し合いを行い、ローテーションを組むことになります。

担当のコントリビューターは、定例会の告知・運営両方を担当しますが、他のコントリビューター、あるいはオペレーターに業務の一部あるいは全てを代行してもらっても構いません。その場合の日程調整は当人同士で合意を取った後、公式チャットのスタッフチャンネルへ報告してください。

チャットオペレーターについて

Discordにおいては、チャットオペレーターは定例会コントリビューターの上位に位置します。また、全てのチャットオペレーターは定例会コントリビューターと同等の権限を有しています。オペレーターとコントリビューターの判断が食い違った場合には、オペレーターに従ってください。

業務遂行の上でオペレーターの許可を得る必要はありませんが、何かしらの疑問がある場合はチャットオペレーターに相談することが望ましいです。 その場合は、相談内容と返信をスタッフチャンネルへ報告してください。

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