「Voteするだけでも立派な貢献だよ」と言われて、WIKIにやってきたものの、Voteとはなんでしょうか?
まとめ
Voteガイド

図解!Rateモジュール
記事の内容に基づくならば、どのような基準であっても、率直に公平なVote(投票)ができます。UV(プラスに投票すること)もDV(マイナスに投票すること)も、あなた次第です。
裏返せば、記事の内容に基づかない、以下のようなものを基準とするVoteは許されません。
著者に基づくVote
著者の経歴や、人間性、個人的な好意を基準にUVとDVの基準を変える行為は禁止されています。
このルールは、好きなアーティストにファンレターを送る行為と、好きなSCP作家の作品にVoteを行う行為は、かすりもしない全く別の行いであることを意味しています。ここでは、応援目的でのVoteは違法薬物です。
平均操作を意図したVote
Wiki全体の平均や、コンテスト全体の平均、その他あらゆる括りでの平均を操作するために、UVとDVの基準を変える行為は禁止されています。
言い換えれば、Rate(評価点)をVoteの基準にしてはいけません。
ただし、新規性があるか否かをRateに反映するために、その記事の内容と、他の記事の内容を比べることはオッケーです。新しい刺激が得られる記事は評価されるに値しますし、二番煎じは薄味です。
例えば、ある記事のRateが-50になっているものとしましょう。そもそも、そのような記事が読まれることは稀ですが、もし読んだとして、その記事に対するあなたの率直な感想がマイナスならば、DVしてください。Rateに天井値も底値もありません。
その他、記事の内容以外を基準とするVote
これらはマイナーなVoteガイドです。これらは下記のVoteポリシーに反する行為をまとめたものです。以下に挙げたもの以外のVoteポリシー違反行為を見つけた場合はスタッフに連絡してください。
コンテストの勝者の操作を意図したVote
前述の「著者に基づくVote」と「平均操作を意図したVote」の合わせ技である、「コンテストで、ある人物を優勝させるために、ほかの人物の記事にDVする」ことは、当然許されません。
現状に基づかないVote
別名:「絵に描いた餅Vote」あるいは「取らぬ狸の皮算用Vote」です。
「これからの改稿に期待して、Voteしました」はNGです。実際に改善されたのを確認してからVoteしましょう。
劇中のSCPの影響を受けたVote
「UVしなければ、3日後の夢に怪物が現れて、あなたは殺されてしまう」という記事があったとしても、我々には第四の壁が存在します。リラックスして、率直かつ公平な投票を行ってください。
あるいは「あらゆるものがゾロ目になる認識災害SCP」のRateが+23だったから、「22にしようとDVに投じる」ことは余計な世話焼きです。
投票に関する説明の義務はありません
マイナスまたはプラスに投じることはそれ自身意味のある批評です。私たちはボランティアであり、他人の間違いを正すことでお金を得ているわけではありません。したがって投票した全ての記事に、批評を寄せることなど誰も期待していません。
もし時間とやる気があるのなら、コメント付きの投票はとても良いことですし、我々も歓迎します。しかし必ずしもそうしなければならない義務はありません。
Voteの意義
Voteポリシー
アップボートとダウンボート
サイトに参加する前に読むガイドで確認した通り、UVとDVは呼吸における息を吸うことと吐くことの関係です。両方とも等しく大事なものです。
投票者はUVとDVに対してフェアになりましょう。また同様に、被投票者もUVとDVに対してフェアになりましょう。例えば、UVに対してはありがとうと言うのに、DVに対してはありがとうを言わないポリシーはアンフェアかもしれません。両方に対して「Voteありがとうございます」と言ってみるのはいかがでしょうか?
Voteの存在意義とはなんでしょうか?
WIKIのクオリティコントロールのために存在します。
WIKIの交流のために存在するものではありません。したがって、Rateモジュールは賽銭箱ではありませんし、UVは著者に対するお歳暮でもありません。違法なUVやDVの取引は絶対にやめてください。あなたは、ネジの鑑定師のようなプロフェッショナリズムを持ってRateモジュールと向き合いましょう。
しかし、良いニュースがあります。あなたはVoteの前に、医師のように長い修行を必要としませんし、打検士のように感性を鋭く研ぎ澄ませる必要もありません。Voteに必要なのは、あなたの率直な意見だけです。リラックスしながらでも結構です。
Voteするには、記事を読み、リラックスしながら(記事を読んだ後ですから恐怖に慄きながらになるかもしれませんが)、ただ率直に、特に著者が誰かなどの内容以外のことについては頭を空っぽにして、UVかDVしてください。UVやDVは、最初に読んだ直後でなくても構いません。2回目に読んだ時でも、100回読んでから初めてVoteするのもオッケーです。
その他細かい内容
クオリティコントロールと記事について
このWIKIには様々な種類のコンテンツがあります。種類が違えば、クオリティの基準も違ってきます。代表的なコンテンツの種類と、基準の目安について触れておきます。
日本産SCP, Tale, カノン
これらは、最も直感的にVoteが行えます。曖昧な目安は「面白さ」を基準に投票することです。
日本産エッセイ
エッセイは個人の意見や助言です。忘れがちですが、エッセイもまた評価対象です。しかし、何も難しいことはありません。先ほどの「面白さ」という目安を、「実用性」という目安に変えれば良いだけです。
著者ページ
これらは、クオリティコントロールを必要としません。内容が自由であるからです。したがって、投票ができない仕様になっています。
翻訳記事
このWIKIで「翻訳品質」が著しく低い記事は削除されます。
したがって翻訳記事で計るべきクオリティは、「翻訳品質」です。翻訳記事の「記事の面白さ」は、元の言語のWIKIのRateモジュールに反映してください。
元の記事の面白さが改善されなければ、日本語版も改善されません。
アートワーク
アートワークの評価基準は極めて曖昧です。あまり深く考えなくてもいいですが、露骨なポルノ画像やグロテスク画像については、DVを入れてください。Wikidotの規約上、そのような画像がアップロードされるのは、マズイことであるからです。
コンテストとVote
コンテストなどでは、評価の基準が通常よりも増えるため、ジレンマが生じる場合があります。
例えば「SCPとしての内容は十分面白いのにも関わらず、コンテストのテーマから著しく逸脱している」場合が挙げられます。
つまり、コンテストの結果が以下のようになってしまうのは、悪夢的です。
野菜コンテスト:
優勝作品 : SCP-XXX-JP 「肉食で暴力的な恐竜」 +999
この悪夢を避ける役目は、コンテストの運営者にあります。上の例の『 SCP-XXX-JP 「肉食で暴力的な恐竜」』が、あなたのSCPの評価の基準で面白ければUVし、コンテストのテーマにふさわしくないという考えは、運営者に伝えましょう。運営者は、テーマからの逸脱著しい場合に、コンテストからのエントリー取り消しなどの対応をとってください。
できれば丁寧なこと
なるべく多くの記事を読んで、Voteすること
このWIKIでは「SCPの採点基準」を皆さんそれぞれに委ねています。しかし、「採点基準」は生来持ち合わせているものではありません。定規や計算機で測ることもできません。したがって「SCPの採点基準」は個人が学習を経て心得てください。
学習である以上多く物事に通じる方が良いです。
また、個人内でのVoteの一貫性は厳格には求められません。あなたが成長する限り、採点基準線は上下に変動します。今のあなたがUVした記事を、3年後のあなたがDVすることは、十分あり得る話です。
改稿に応じて読み直して、再Voteすること
これは紛れもなく、「できれば丁寧なこと」であり、できなくても責められるものではありません。
500本SCPを読み、その投票を済ませたあと、まだ100本未読のSCPがあるとして、500本のうち100本が大改稿されたとき、あなたはどうしますか?
大改稿された100本の投票をやり直すことが丁寧ではあります。しかし、100本の未読SCPに手をつけるのも何ら後ろめたいことではありません。