人型SCPについて
人間型SCPを書くには
人間型は最も作成が難しいSCPの一つであると言われています。
理由はたくさんありますが、中でも"Xメン・シンドローム"と呼ばれる現象が最大の問題です。つまり人間型に"異常さ"の代わりに"力"を与えてしまうケースが多く見られるのです。しかしあなたがSCPに与えた能力が"異常さ"と取られるか"力"と取られるか、はっきり判断する方法はありません。多くの場合、アイデアが悪いのではなく、描き方に問題があるため"Xメン"は生まれてしまうのです。
以下に人間型SCPを書く際の簡単な注意点を記します。
- 人間型に"望むもの"を与えてはいけません。財団は監獄でありホテルではないのです。
- 人間型SCPの性格を不必要なまでに記述してはいけません。これはSCPではなく漫画のキャラクターのようなものを簡単に生み出してしまう方法です。
- 呼称に気をつけて下さい。人間型SCPのことは基本的に"それ"や"対象"のように記述し、特別な理由がない限り"彼"、"彼女"を使用しないでください(この項目は暫定です。詳しくはこちらのスレッドをご覧ください)。
- 「全ての人に自動的に好かれる」SCPを作らないで下さい。それが能力の副次的な効果でもない限り、現実的なSCPには成り得ません。
- 記事の中で、財団を不必要に邪悪に描かないで下さい。財団は冷淡ですが残酷ではありません。
- 現実改変能力者""魔法使い""その他の超常的な能力"を持った人物を書くのは本当に難しいです。余程腕に覚えのある作者でない限り、一度は失敗するでしょう。このタイプで評価が高いSCPは放棄された研究プロジェクト、命の水/トーテンカインダー、常識外れの外科医などです。
- 複数の異常な特質を持つ人間型を描く際は、その理由を明確にし、全体の調和を失わないようにしてください。
最後に、例え人間型であっても財団にとっては単なる"SCPオブジェクト"と変わらない、ということを強調しておきます。
page revision: 1, last edited: 24 Feb 2018 17:47